『ガンダム Gのレコンギスタ』は、2014年10月より2015年3月までMBSほか『アニメイズム』B1にて放送されたアニメです。
作中に登場する各機体のプラモデルHG 1/144サイズは既に製作、販売されていますが、主人公機「G-セルフ」MG 1/100サイズが2018年7月現在、発売はおろか制作決定の情報すら出ていません。
最初のGセルフキットが放送前の2014年9月、パーフェクトパックが2015年8月ですからね。これは遅いなんてものではないです。テレビ放送シリーズとしては、なかなかの異例です。
少し調べてみてもMG化を希望されていない訳でもないのですし、HGの作りもそこまで悪くないと思うのですよね。
可動範囲が悪いなどの意見も確かにあるのですが…。
私も思い出してはその都度発売日を調べていましたが、すっかり時は経ち、記憶の片隅へ。
流石に発売の目処が立っているだろうと調べてみたらビックリ!まさかこんなに遅れているとは。
嘘だと言ってよバーニィ 状態です。
そもそも、もうこのまま発売されないんじゃないか。不安がよぎります。
何か理由があるのは明白です。それでは、調べていきましょう。
遅延の理由は?
まずは、何故これだけMG化が遅れているのか?というお話になっていきますが、
- アニメの不人気
- アニメ、プラモデルの興行不振
などの2点がまず単純に考えられますよね。
実際の声では、「話が難解」を筆頭に、「中途半端なストーリー」「盛り上がらなかった」「キャラクターに魅力がない」「情報が過多なのに説明されずに終わった」などの意見がみられます。
2クール26話という話数に対してあまりにも世界観を広げすぎ、設定や情報を理解する前にまるで総集編のように駆け抜けてしまったというのが多くの感想のようですね。確かに私も、繰り返し何度も観たり、ネットで考察を調べたりして把握していった感じでしたね。シーンの意味や意図への理解度が増えると、より楽しめる作品だと個人的には思っています。
プラモデルの出来自体も前述しましたが、決して悪くはないのですがHGキットとしては価格が高めの傾向も有り、それも起因しているのかなと言う印象です。これは最近のプラモデルの傾向でGレコ機体だけのお話でもないのですが。
G-アルケインフルドレスverやヘカテー、高トルクパックなどなど、まだキット化してほしい機体は、たくさんあるのですよね。MGのマックナイフなんていうのも是非作ってみたいし、見てみたいなぁなんて思います。
後は、HGでもカッコよかったジャイオーンですね。
発売日は?
ズバリ、発売日は全くわからない状態です!
ただ、ここでMG化の希望となってくるのが”劇場版映画化”だったりします。
2017年4月、イタリアで開催されたアニメ系イベント「Romics」に富野が招かれた際、『Gレコ』の新プロジェクトが企画進行中と発表。現在、表現形式や媒体など公式には未発表だが、富野は日本のマスコミインタビューで「テレビシリーズをベースに全5部作の劇場版映画制作を予定している」と発言している。
劇場版の話は、現時点では富野由悠季監督が、全5部作での制作になると宣言しましたがその後公式での制作に関する声明は一切ありません。ネットでは「監督の嘘企画」や「完全に監督個人だけで制作している」などのお話もありますが、作画監督が「Gレコ劇場版の仕事してるよ」と以前呟いてるから監督が個人として動いてるわけでなく、サンライズが仕事としてきちんと作業しているというお話もありました。(これは真意定かじゃないですが)
ガンダムエース2018年8月号 富野インタビュー書き起こし
『必ず形にしたいと作り続ける『Gのレコンギスタ』5連作
プライベートながらジリジリ進んでいる制作』――現在進行中だと思いますが『Gのレコンギスタ』の状況はどうですか?
富野
「『Gレコ』に関しては変わらず作り続けています。
しかし、残念ながらまだプライベートな制作から抜けていないというのが現状です。以前話した通り映画サイズで5本の連作ですが、公開できるのかどうか、OVAになってしまうのか、そういう結論がまだもらえていないままです。
それでも作り続けている理由に、
劇場公開されて初めて作品になるんだという気持ちがあるからです。一度はテレビで公開された作品で、余程鈍感じゃなければそこでの反省点は見えてきます。
決して褒められた部分じゃないところがいくつもあって、そこを改善したいので作り直してるわけで、部分的ですが2本目まで新規の作画は進んでいます。」
という記事を見つけて引用させていただきました。
5連作のうち、1作目は編集がすでに終わっているなんて情報もあったり。インタビューでは、「OVAになってしまうのか」と言う言葉もありますが、とにかく何らかの形で劇場版化を果たしてMG制作を実現してもらいたいところですが…。
価格は?
こちらは過去のシリーズから比較していきたいと思います。
G-セルフMG化に求めるのはパーフェクトパックなのではないかなと思います。私がMG化を望むのもパーフェクトパック仕様なのですが、そちらに比較的近い直近の主人公最終機MGキットの価格を見ていきます。
ジャイオーンはビッグアームユニットがかなりツボですし、G-ルシファーもキュベレイを彷彿とさせるデザインでHGでは物足りなく感じます。
考察まとめ
発売日はやはり「現状未定」。ただ「劇場版映画化」が鍵になりそうです。
「劇場版映画化」の情報に伴ってMG化の情報が出る可能性が高いので、今後はこちらも注目していきたいですね。
価格は高くても、4500~6000円。例え7000円を超えても、私は絶対作ってみたいと思っています。
それまでは、HGのG-セルフで改造されている方達の作例を見ながら地道に待っているしかないですねー。
「劇場版」も「MG化」もとにかく楽しみです。皆さんも、希望を捨てずに!
※現在公開中の『機動戦士ガンダムNT』が無料で鑑賞できる方法についてはこちらの記事をチェックしてください。
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